バースプランの希望がなしでも大丈夫!書き方とメリットをご紹介♪

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妊娠中&子育てTips
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産婦人科で「バースプランの記入をお願いします」と言われたことありますか?

バースプランって何を書いたらいいんだろう?希望っていわれても…

バースプランの希望がなしでも大丈夫!

バースプランの希望がなしでも、この記事を参考にしていただければ、バースプランの希望の書き方が分かり、バースプランのメリットを感じていただけます!

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バースプランの希望がなしでも大丈夫!どんなことを書いてもOK♪

バースプランの希望がなしでも大丈夫ですし、実はバースプランは希望以外のことも書けるんです!

まずは、バースプランとは何かを確認しましょう。

そして、バースプランにどのようなことが書けるのか見ていきましょう。

バースプランってなに?

そもそも、バースプランってなに?

バースプランとは、「自分が希望する出産を計画する上で、出産や産後の過ごし方に対する希望や要望をまとめたもの」のことです。

バースプランは、妊婦さんの希望や不安などを助産師や医師に伝え、それをお互いに共有することを目的に記載するものです。

妊婦さんも出産に対しての希望や不安な想いを、助産師や医師に聞いてもらいたい方が多いでしょうし、助産師や医師も妊婦さんのそのような想いを知りたいと思っています。

バースプランを元に妊婦さんと助産師・医師が話し合い、必要に応じて内容の調整・修正を行います。

そうして、妊婦さんの想いを共有し、妊婦さんが希望する理想の出産に近づけることができるようになります。

バースプランの希望がなし!どんなことを書いても大丈夫!

バースプランの希望がなしでも大丈夫って本当なのかな?

バースプランはどんなことを書いてもいいので、希望がなしの場合でも大丈夫です!

いきなりバースプランに具体的な希望を書くのってなかなか難しいですよね。

それに、「希望」って言われると「〇〇がしたい」とか「〇〇して欲しい」みたいな事しか書いちゃいけないのかな?って印象もありませんか?

次で、具体的なバースプランの希望の書き方を見ていきましょう!

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バースプランの希望の書き方は?あなたの想いを伝えよう♪

バースプランはどんなことを書いても大丈夫みたいだけど、書き方が知りたいな。

ここでは、妊婦さんと助産師・医師が想いを共有できるバースプランの希望の書き方をご紹介します!

バースプランの希望の書き方
  1. 希望する内容を具体的に書き出す
  2. 希望の理由を書く
  3. 不安なことや心配なことを書き出す
  4. 優先順位を考える
  5. 家族で話し合う
  6. 病院に提出する
  7. 状況に合わせて変更する

バースプランの希望の書き方を詳しく見ていきましょう。

ぜひ、あなたのバースプランを作るときの参考にしてみて下さい!

1.希望する内容を具体的に書き出す

希望する内容を具体的に書き出すのってなかなか難しいので、最初は具体的に書けなくても大丈夫です。

バースプランの希望を具体的に書くために押さえておきたい3つのポイント
  • 陣痛中の過ごし方
  • 分娩時の過ごし方
  • 産後の過ごし方

それぞれのポイントで、キーワードとなる単語だけを並べてみてもいいですし、「こんなイメージで」と写真や画像、動画をみせるだけでもOK!

妊婦さんと助産師で話し合い、調整・修正を重ねながら、希望する内容を具体的に仕上げていきましょう!

次に、それぞれのポイントでどのように希望を具体的に書いていけばいいのか見ていきましょう。

陣痛中の過ごし方
  • リラックスできる姿勢
    仰向け、横向き、四つん這いになりたい、バランスボールを使いたい 陣痛緩和チェアーを使いたい など
  • 音楽の有無
    好きな音楽をかけたい、胎教で聞かせていた音楽をかけたい、陣痛に集中したいから音楽はいらない など
  • 照明の有無や部屋の明るさ
    照明の照度を調整して欲しい、カーテンを閉めて・開けてほしい など
  • アロマの利用
    好きな香りを焚いてリラックスしたい、出産の進行を促進する効果がある香りを使いたい、香りは気になるのでアロマはいらない など
  • 面会者・付き添い者の選定
    夫だけにする、夫と子どもだけにする、実母は付き添って欲しいが義理の父母の付き添いは不要 など
  • その他
    和痛分娩や無痛分娩がしたい、腰や腕・脚のマッサージをして欲しい、呼吸法を実践したい、飲食の介助をして欲しい など
分娩時の過ごし方
  • 立ち合いの有無
    立ち合いは夫だけ、子どもも立ち会わせたい、義理の父母の立ち合いは嫌、立ち合いは不要 など
  • 分娩時の姿勢
    分娩台を使いたい・使わない、仰向け・横向き・四つん這い(フリースタイル)がいい、水中出産に興味がある など
  • 医療処置について
    会陰切開はしたくない、会陰切開をする時は教えて欲しい・教えなくていい、陣痛促進剤は使いたくない など
  • 緊急時の対応
    緊急帝王切開になった場合の希望、赤ちゃんの処置について、その他緊急時の対応 など
  • その他
    出産時は夫や助産師に手を握ってて欲しい、写真やビデオ撮影をして欲しい、カンガルーケアをしたい、夫に最初に赤ちゃんを抱っこして欲しい、夫には脚側には行かないで欲しい、へその緒は夫に切って欲しい、胎盤を見てみたい など
産後の過ごし方
  • 母子同室・別室について
    すぐに母子同室を開始したい、夜間は赤ちゃんを預かって欲しい など
  • 授乳・育児のサポート
    母乳メインでいきたい、母乳とミルク両方使いたい、授乳の様子を見てもらってアドバイスが欲しい、おむつの当て方や爪切り・沐浴指導をして欲しい、抱っこの仕方を教えて欲しい など
  • その他
    病室のタイプの希望、面会希望者が来たら部屋へ案内する前に連絡が欲しい、夫へ育児指導して欲しい、自宅での過ごし方についてアドバイスが欲しい、上の子との関わり方を相談したい など

まずは、あなたの想いをストレートに書いてみましょう!

「こんなこと書いていいのかな?」「この書き方で伝わるかな?」など、まったく気にしなくて大丈夫です。

妊婦さんと経験豊富な助産師が二人三脚となり、バースプランの希望を具体的に書き出していきましょう。

2.希望の理由を書く

なぜそのようにしたいのか、なぜそのようにしたくないのか、その理由を明確にしましょう。

さらに、希望の理由や想いを共有することで、妊婦さんの気持ちを汲んだバースプランの調整・修正ができます。

3.不安なことや心配なことを書き出す

バースプランは希望だけではなく、不安なことや心配なことも書いて大丈夫です。

実際のバースプランの中に書かれる妊婦さんの不安や心配なことを見てみましょう。

妊婦さんの不安や心配なこと
  • 陣痛の痛みはどのくらい痛いですか。母は気絶しそうになったと言ってました、不安です。
  • 会陰切開は痛いですか。会陰切開したあとの傷の痛みはどのくらい続きますか。
  • 前回の出産後、後陣痛が辛かったです。後陣痛が不安で母乳育児に前向きになれません。
  • できれば帝王切開はしたくないです。どうなると帝王切開になりますか。
  • 帝王切開のあとの痛みはどのくらい痛いですか。痛みはどのくらい続きますか。
  • 帝王切開の傷はキレイに治りますか。
  • 赤ちゃんや自分の命が危険な状態になった時に、何をどのように判断したらいいのか分からない。
  • 切迫早産でずっと入院していたので、赤ちゃんを迎える自宅の準備がしっかりできていないです。退院後、自宅でちゃんと育児ができるのか不安です。
  • 夫が育児にどのくらい参加してくれるか不安。
  • 赤ちゃんの育児をしながら、上の子と十分に関われるのか自信がない。

今回、記載した妊婦さんの不安や心配なことは、本当にごく一部のものになります。

妊婦さんお一人お一人で不安や心配なことは異なり、まさに十人十色のものになります。

「こんなこと聞いてもいいのかな?」などと遠慮せずに、不安なこと・心配なこともバースプランに書いてみましょう。

4.優先順位を考える

たくさん希望がある場合は、優先順位を付けてみましょう!

希望している内容がどの程度実現できるかは、産院によって異なります。

5.家族で話し合う

あなたが作ったバースプランを家族にも見てもらい、家族の希望や意見も聞いてみましょう。

ご主人や上の子どもの希望も柔軟に取り入れ、より良いバースプランを作成してみましょう。

6.病院に提出する

あなたの出産に対する希望や不安、心配なことなど想いを書いたバースプランを提出しましょう。

先ほども書きましたが、具体的に希望や不安、心配なことが書けていない、白紙のままでも大丈夫です。

提出しないことには助産師や医師と想いを共有できないので、まずは一度バースプランを提出しましょう。

7.状況に合わせて変更する

妊娠の経過によるバースプランの変更や、出産時の状況によりバースプランの希望の優先順位が変更になる可能性があります。

少しでも母子ともに安心・安全な出産となるよう、柔軟な姿勢で、状況に合わせてバースプランの希望を調整していきましょう。

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バースプランに希望を書くメリットは?あなたらしい出産を目指して!

想いを共有する以外にも、バースプランに希望を書くメリットって何かあるのかな?

バースプランに希望を書くメリットは、妊婦さんと助産師や医師が想いを共有する以外にも、主に6つのメリットがあります!

バースプランに希望を書く6つのメリットを詳しく見ていきましょう。

バースプランに希望を書くメリット
  1. 自分の希望を明確にできる
  2. 助産師や医師とのコミュニケーションがスムーズになる
  3. 家族とのコミュニケーションが深まる
  4. 心の準備ができる
  5. 緊急時の対応について考えるきっかけになる
  6. 出産後の過ごし方を考えるきっかけになる

メリット1:自分の希望を明確にできる

バースプランは、出産に対する自分の考え方や希望をまとめることで、何を望んでいるのかをはっきりさせることができます。

メリット2:助産師や医師とのコミュニケーションがスムーズになる

バースプランを書くことで、助産師や医師に自分の希望や不安を伝えやすく、よりスムーズなコミュニケーションが取れるようになります。

安心して出産に臨むためには、妊婦さんと助産師・医師がお互いに信頼関係を作ることが大切です。

私は陣痛中の苦しい時や帝王切開を待っている不安な時に、なかなか自分の想いを言葉にして、伝える余裕はありませんでした。

ですが、バースプランにあらかじめ希望や不安を書いていたおかげで、助産師や医師は私の想いを汲みとって、私が前向きに出産に臨めるようケアやサポートをしてくれました。

メリット3:家族とのコミュニケーションが深まる

バースプランを作成する過程で、家族と出産に対する考え方や希望について話し合うことで、お互いの理解を深めることができ、さらにコミュニケーションが深まります。

バースプランを作成する中心は妊婦さんになりますが、ぜひご主人とふたりで、上の子どもがいる場合は上の子どもも交えてバースプランを作ってみて下さい。

特に、ご主人と一緒にバースプランを考えることはメリットがたくさんあるので、具体的に見ていきましょう。

ご主人と一緒にバースプランを考えるメリット
  • 妊婦さんもご主人も、お互いが相手に対して何を希望しているのかが分かる
  • 妊婦さんもご主人も、お互いが何に対して不安や心配があるのかが分かる
  • 妊婦さんもご主人も、赤ちゃんを迎える気持ちの準備ができる
  • 妊婦さんもご主人も、上の子どもへの対応について考えることができる
  • 妊娠・出産・育児に対して、ご主人にも当事者意識をもってもらうきっかけになる

ぜひ、ご主人と一緒にバースプランを作成し、妊娠・出産・育児についてたくさん会話をして、コミュニケーションを深めてみて下さい。

メリット4:心の準備ができる

バースプランは、出産に対する希望や不安を整理することで、出産に臨むための、赤ちゃんを迎えるための心の準備をするのに役立ちます。

バースプランは妊娠経過中に見返すことで、その都度、出産に臨むための、赤ちゃんを迎えるための心の準備をするきっかけとして役立ちます。

メリット5:緊急時の対応について考えるきっかけになる

バースプランには、緊急時の対応についても記載しておくと、万が一の事態が起こった際にも冷静に対応できるようになります。

緊急時の対応としては、「鉗子(かんし)分娩や吸引分娩、緊急帝王切開になった場合の対応」「妊婦さんや赤ちゃんに命の危険がある場合の対応」などが挙げられます。

妊婦さんやご家族の不安を煽るわけではありませんが、絶対に安全な妊娠・出産はありません。

どの妊娠・出産でもリスクは伴いますので、緊急時の対応について考えることを、他人事と捉えず、自分達の身にも起こりうることだと認識することが大切です。

ぜひ緊急時の対応についても妊婦さん・ご家族と助産師・医師で話し合いをしてみましょう。

メリット6:出産後の過ごし方を考えるきっかけになる

バースプランに、出産後の入院生活や育児への希望や不安についても記載しておくと、出産後の過ごし方を考えるきっかけになり、さまざまな準備に役立ちます。

特に、退院して自宅に戻ってからの過ごし方を家族で一緒に考えることが、大切になると思います。

パパの育休について、里帰り出産にするのか、親にサポートをお願いするのか、産後ヘルパーや産後ケア施設を利用するのか、など産後の過ごし方も色々あります。

ママもパパも、赤ちゃんも、上の子どもも、家族みんなが穏やかに過ごすためにはどうしたらよいのか、家族で一緒に考えて、助産師からもアドバイスをもらってみましょう。

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バースプランの希望通りに出産できる?外来と病棟の情報共有方法

バースプランの話し合いって外来の助産師さんとするけど、病棟の助産師さんにはちゃんと伝わるのかな?

外来助産師と完成させたバースプランは、病棟助産師にちゃんと伝わるように工夫されているので、安心して下さいね!

外来助産師から病棟助産師へバースプランを引継ぐ方法は色々あるので、ご紹介します。

バースプランの引継ぎ方法
  • 外来助産師と病棟助産師がバースプランを引継ぐための専用書類がある
  • 外来助産師と病棟助産師が情報共有するのための専用の話し合いの時間が設けられている
  • 病棟助産師が外来の妊婦検診に同席して一緒にバースプランを確認する

上記の引継ぎ方法はほんの一部です。

それぞれの病院によって引継ぎ方法は異なりますし、色々な引継ぎ方法があります。

記入したバースプランを確認するのは、主に外来助産師になります。

妊婦さんと外来助産師がバースプランの希望や内容の確認のための話し合い、調整・修正を何度か重ね、理想の出産に向けてバースプランを完成させます。

病棟助産師へバースプランが引継ぎがされてるか不安な場合は、外来助産師へ確認して大丈夫です。

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まとめ

  • 最初は、バースプランの希望がなしでも大丈夫!助産師や医師、家族と話し合いを重ねる中で、出産に対する希望や不安が具体的になります。
  • バースプランの希望の書き方は、出産の進行状況を「陣痛中」「分娩時」「産後」の3つのポイントに分け、各ポイントで希望を具体的に考えていくのがおすすめ。
  • バースプランに希望を書くメリットを知ることで、よりあなたらしい理想の出産を目指せるようになります。
  • 外来助産師と完成させたバースプランは、病棟助産師にもちゃんと伝わるように工夫されているので、安心して大丈夫。

最初は、バースプランの希望がなしでも大丈夫です!

バースプランは、自分の想いを確認するツールであり、その想いを助産師や医師、家族と共有するツールでもあります。

バースプランの希望がなしでも、この記事を読んでバースプランの希望の書き方が分かり、バースプランに希望を書くメリットを感じていただけたのではないでしょうか?

バースプランの希望がなしの状態から、助産師・医師、そして家族と一緒にバースプランを完成させ、あなたらしい理想の出産を目指してみましょう!

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