保育園は、3歳からでも入れるのかな?
保活中のママは「3歳児の壁」という言葉を、聞いたことがありますか?
待機児童が多いと言われるなかでなんとか小規模保育園などに入っても、3歳になったら別の保育園に転園しなければいけなくなります。
0~2歳と比べ保育園の数や募集枠が少なく、3歳からだと入りにくい場合があります!
認定こども園などに空きがあればスムーズに転園できますが、難しい場合のほうが多く困るママさんがたくさんいます。
3歳になると保育士1人に対し子どもの数が増えるので入りやすそうに聞こえますが、実は3歳からだと入りにくいのが実状です。
この記事では3歳からだと入りにくい理由と対処法、3歳から入るメリットについて紹介します。
3歳児の壁を乗り越えられるように、しっかりと対策していきましょうね!
保育園が3歳からだと入りにくいのはなぜ?知っておきたい理由2つ
3歳から保育園に入りにくのは、何でなの?
3歳児が通える保育園は0~2歳児までの保育園に比べ、数や募集枠が少なく入りにくいです!
保育園に3歳から入りにくい理由は、2つあります。
3歳で小規模保育園などを卒業になり、認可保育園などに転園しなければいけないのに空きがなく、待機児童になってしまうことがあります。
3歳から保育園に入りにくい理由を知っておけば、いざ保活を始めるときに焦らずに保育園を探せますよ♪
保育園が3歳からだと入りにくい理由2つについて、詳しくご紹介します。
3歳児対象の保育園の数が少ない
3歳児の通える保育園が少なく、入園したい子に対して園や募集枠の数がまったく足りていません。
待機児童対策として保育施設が大幅に増えましたが、ほとんどが0~2歳児のみを預かる小規模保育園などです。
多くの小規模保育園は3歳児以降は通えず、卒園や転園しなければいけなくなります。
2023年の4月から小規模保育園でも対象年齢が引き上げられ、3歳以上でも通える園が増えてきていますよ♪
対象の保育園を探せば、継続してお子さんを保育園に通わせられるので安心ですね!
3歳児の募集枠が少ない
ほとんどが2歳からそのまま持ち上がりなので、3歳の募集枠が少ないです。
保育士1人が見られる園児の数は0歳が3人、1〜2歳6で人ですが3歳からは20人と大幅に増えます。
3歳から定員が増えるので保育園に入りやすくなるかと思いますが、実際にはなかなか空きが出ないということが多いです。
2歳からそのまま進級する子と、3歳で転園する子が多いため3歳から保育園に入るのは難しいと言われています。
小規模保育園以外にも3歳から幼稚園か保育園か選択肢が増えて、人数が分散するので地域によっては通いやすくなるところもありますよ♪
保育園に3歳から入りにくいなら幼稚園も!知っておきたい対処法2つ
もし、保育園に入れなかったらどうしよう…。
3歳から保育園に入れなかったときは、延長保育をしている幼稚園を探す手もありますよ!
3歳から保育園に入れなかったときの対処法は、2つあります。
もし3歳で保育園に落ちてしまっても、対処法を知っていれば焦らなくて大丈夫です。
延長保育の制度がある幼稚園や、幼稚園と保育園を合わせたような認定こども園などでも、長時間お子さんを預かってもらえますよ♪
3歳から保育園に入れなかったときの対処法2つについて、詳しくご紹介します。
延長保育のある幼稚園を検討する
保育園に落ちたら、延長保育の充実している幼稚園などを探すとよいです。
救いの手は、意外にも幼稚園から伸びてくる場合があります。
幼稚園は保育園と比べて競争率が低いため、希望した園に入れる可能性が高いですよ♪
延長保育のある幼稚園に通えば、フルタイムで働くこともできます。
幼稚園の延長保育や長期休暇中の預かり保育を利用すると、その分保育料が高くなってしまいますので注意してください。
検討する幼稚園がママやパパの働き方や生活に合っているか、しっかりと確認することが重要ですよ!
勤務形態や転職を検討する
時短勤務制度の延長や、希望の働き方のできる会社に転職するのもひとつの手です。
会社に事情を話せば、時短勤務を延長してくれる場合があるかもしれません。
時短勤務以外にもフレックス制度や、在宅勤務など勤務形態を変えることで保育園以外に子どもを預けられますよ♪
勤務形態を変えられなかった場合、自分の生活に合った会社に転職するという考えもあります。
仕事と子育ての両立は大変ですが、ママやパパのこれからの働き方やライフスタイルを見つめ直すことも重要ですね。
保育園に3歳からは遅い?この時期から通い始めるメリット3つ
3歳から保育園に通うのは、遅いのかな…?
保育園は3歳からでも遅くなく、ママやお子さんにとってよいことがたくさんあります!
3歳から保育園に通うメリットは、3つあります。
保育園に通うのは何歳からでも、最初は不安に感じることが多いですよね。
3歳からでも遅くはないし、3歳ならではのしっかりとしたメリットがありますよ♪
3歳から保育園に通うメリット3つについて、詳しくご紹介します。
3歳から無償化の対象になる
3~5歳のお子さんは、保育料が無料になるという点が最大のメリットです!
幼稚園、認定こども園、認可保育園などを利用するお子さんは3歳から、保育料が無料になっています。
子どもを預けて働くからには、しっかりとお金を稼ぎたいのに保育料が高いと本末転倒ですよね。
3歳からは無料になるので、保育料が高くて悩む心配はなくなりますよ♪
保育料は無料でも、給食費や行事費、預かり保育などは別途料金がかかるので注意してくださいね。
また幼稚園は2.57万円、認可外保育園は3.5万円までの上限がありますので通わせたい園の形態をしっかり確認してください。
生活習慣が整ってメリハリがつく
就寝や起床時間、食事の時間などリズムが整い、生活にメリハリがつきますよ!
保育園に通うことで、夜更かしや寝過ごしがなくなり健康的な生活になります。
3歳になると外からたくさんの刺激を受け、保育士さんや同年代の子どもと触れ合うことで成長していきます。
集団生活に慣れておくと、小学校になってもスムーズに学校に通えますよ♪
3歳から保育園に通うのは遅くなく、子どもの成長にかかせない大切なことがたくさん学べます。
お子さんのためにも、保育園に通うことを検討してみてくださいね。
すぐに順応してまわりに馴染める
子どもは思っているよりも順応力が高く、すぐにまわりに馴染めます!
保育園は2歳から持ち上がりのケースが多く、3歳からすでに顔なじみの子たちのなかに入っていくのは可哀想だと感じませんか?
子どもたちは1週間~1か月もしたら、お友達と楽しく遊ぶようになりますよ♪
最初は泣いていてもすぐに馴染んで誰とでも遊べるのは、純粋な子どもたちのいいところですよね。
お子さんによってはママやパパと離れたくなかったり、うまく馴染めず保育園に行きたがらないという場合もあります。
ママやパパが保育園に行きたくなるような楽しい話や、お子さんが興味をもつ話、お友達との遊び方について話してあげてくださいね。
まとめ
- 3歳から保育園に入りにくいのは、「園の数や募集枠の少なさ」などの理由がある
- 3歳から保育園に入れなかった場合「幼稚園を検討する」などの対処法がある
- 3歳から保育園に入れると「無償化」などのメリットがある
待機児童が減ってきてはいるものの、3歳から保育園に入りにくい事実はまだまだなくなっていません。
3歳から保育園に入れればさまざまなメリットがあり、ママパパお子さんみんなにいいことがありますよ。
保育園に入りにくいと感じた場合は、はやめに対処法を検討してみてくださいね。
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