生後2か月の赤ちゃんが哺乳瓶を嫌がるようになっちゃった…。
赤ちゃんが突然哺乳瓶を嫌がったり、哺乳瓶でミルクを飲んでくれなくなったりしたら、ママは心配になってしまいますよね。
おっぱいと哺乳瓶の違いがわかる生後2か月ころから哺乳瓶を嫌がることがありますが、理由と対処法を知れば安心です!
今まで哺乳瓶で嫌がることなくミルクを飲んでいたのに、急に泣いて嫌がる赤ちゃんもいます。
母乳+ミルクの混合で育てている赤ちゃんや、完全母乳で育てている赤ちゃんに多く起こるといわれています。
この記事では、生後2か月ころの赤ちゃんが哺乳瓶を嫌がる4つの理由や対処法について紹介します。
赤ちゃんの様子をしっかりと見ることで、赤ちゃんに合った最適な対処法が見つかりますよ♪
哺乳瓶を嫌がるのは2か月ころから!4つの気になる理由を紹介♪
赤ちゃんが哺乳瓶を嫌がるとママは困ってしまいますよね。
生後2か月ころの赤ちゃんが哺乳瓶を嫌がるときの理由として、「ミルクの温度が熱い・冷たい」など以下の4つの理由が考えられます。
生後2か月ころに哺乳瓶を嫌がる理由は、赤ちゃんによってさまざまです。
ミルクの味が嫌な子もいれば、哺乳瓶の乳首が合っていなくて嫌な子もいるようです。
哺乳瓶を嫌がるときの4つの理由について、それぞれ詳しく紹介します。
ミルクの温度が熱すぎたり冷たすぎたり適温ではない
ミルクの温度が熱すぎたり冷たすぎたり適温になっていないことがあります。
まず確認したいのが、ミルクの温度です。
ミルクの温度が熱すぎたり冷たすぎたりすることも、赤ちゃんが哺乳瓶を嫌がる理由のひとつです。
哺乳瓶でミルクをあげる前に、ママが手首の内側で温度を確認していることが多いと思います。
寒い時期や冷房などでママの手が冷えていれば、ミルクは普段よりも温かく感じ、いつもよりもぬるいミルクを作ってしまうこともあります。
母乳の温度とミルクの温度の差がありすぎると、赤ちゃんは嫌がるので注意しましょう!
乳首のサイズが合っていない
哺乳瓶の乳首は月齢によっていくつかの種類があり、乳首のサイズが合っていないのも嫌がる原因のひとつです。
赤ちゃんは成長するにつれて吸う力は強くなります。
乳首の穴が小さく、ミルクの出る量が少なくて、思うようにミルクを飲むことができずに嫌がっているのかもしれません。
逆に、ミルクを飲んでむせてしまうという場合は、乳首の穴が大きくミルクがたくさん出すぎているという状態です。
赤ちゃんが乳首を吸ったときに、ミルクがちゃんと出ているか、出すぎて口からあふれていないかなどをしっかりと確認してみましょう。
新生児のときから同じ乳首を使い続けている場合は、月齢に合ったものに変えてみると赤ちゃんが快適に飲めるかもしれませんよ♪
ミルクの味が好きではない
哺乳瓶を嫌がっているのではなく、ミルクの味に問題がある場合もあります。
生後2か月ころの赤ちゃんは、ママのおっぱいとミルクの味の違いに気づいて、哺乳瓶を嫌がっているのかもしれません。
そのようなときは、試しに搾乳した母乳を哺乳瓶であげてみましょう。
搾乳した母乳で問題なく飲めるのであれば、ミルクの味が嫌なのかもしれません。
その場合、ほかのメーカーのミルクを試してみましょう。
ミルクを缶で買ってしまうと、赤ちゃんの好みの味でない場合もったいないことをしてしまいます。
最初は試供品や小さなパッケージのものを使用すると、無駄なく赤ちゃんの好みのものを探せますよ♪
赤ちゃんがミルクをごくごく飲めるなら問題ありません。
飲まずに嫌がってしまう場合はメーカーを変えて再挑戦してみると、お気に入りの味に出会えるかもしれませんよ。
粉ミルクは各メーカーによって味や濃さが違います。
粉ミルクの味が赤ちゃんの好みと合わないのが理由で、哺乳瓶を拒否する可能性もあるのです。
ミルクを飲める環境ではない
赤ちゃんがミルクを落ち着いた環境で飲めるかがとても大事。
ミルクを飲むときの抱っこが安定していない、部屋が暑い、寒いなど、赤ちゃんが不快に感じているのかもしれません。
そのときの環境が嫌だとミルクを飲まなくなってしまうことがあります。
テレビを見ながらの授乳や、まわりが騒がしく、上の子が走り回ったりしていると、赤ちゃんは落ち着いてミルクを飲めません。
赤ちゃんが落ち着いてミルクを飲めるようにテレビを消す、静かな部屋に移動してみるなど、環境を整えてからミルクをあげてみましょう。
哺乳瓶を嫌がるときの対処法!すぐに試せるおすすめの方法4つ♪
哺乳瓶でミルクを飲むのを嫌がるときに、ミルクの温度を変えてみるなど4つの対処法があります!
ミルクの温度や哺乳瓶の乳首などを変えてみると、嫌がらないで哺乳瓶からミルクを飲んでくれるようになるかもしれません。
赤ちゃんが哺乳瓶を嫌がるときの4つの対処法について、それぞれ詳しく紹介します。
ミルクの温度を変えてみる
ママの母乳の温度に近づけるよう、ミルクの温度を変えてみましょう。
ガラス製の哺乳瓶を使うと、熱が伝わりやすいためミルクの温度を確認しやすいですよ♪
赤ちゃんは冷たいものよりも、少し温かいものを好みます。
母乳はママの体温に近く、赤ちゃんにとって安心できる温度です。
ママの母乳の温度に近づけてあげるといいですね。
ミルクの温度をほんの少し高めにするだけで、哺乳瓶を嫌がることなく飲めるようになる子もいますよ♪
ミルクの温度を適温に調整しても、哺乳瓶の乳首が冷たいと嫌がる場合があります。
寒い時期は哺乳瓶の乳首が冷たくなってしまうので、乳首の部分にお湯をかけて、ママの乳首と同じくらいの温度にしてあげるといいですよ。
哺乳瓶の乳首を見直してみる
哺乳瓶を嫌がるときは、乳首の種類を変えて試してみるのもおすすめです。
哺乳瓶や乳首はさまざまなタイプが販売されていて、どれを選んだらいいのか悩んでしまいますよね。
とくに乳首は月齢によってサイズが異なります。
月齢に合ったものを用意しても、乳首の硬さや素材、形などが合わなくて、赤ちゃんが哺乳瓶を嫌がってしまうことがあります。
メーカーや商品によって乳首の硬さや穴の形が違うので、赤ちゃんに合ったものを選ぶことが大切です。
ただし、赤ちゃんの成長には個人差があり、月齢はあくまで目安として考えるようにしましょう。
また、乳首はシリコンやゴムでできていて、消耗品なので劣化してしまいます。
使用期間は2ヶ月程度とされていますので、2ヶ月が過ぎたものは新しいものに変えてみましょう。
何種類もの乳首が販売されているので、いろいろなタイプのものを試すことで、赤ちゃんに合うものが見つかりますよ♪
ママ以外の人がミルクを飲ませる
赤ちゃんは、ママは母乳をくれる人だと認識しています。
なのでママが哺乳瓶でミルクを飲ませることで赤ちゃんは「なぜおっぱいをくれないんだろう?」と混乱して泣いてしまうようです。
ママが近くにいない状況で、パパやほかの人が哺乳瓶でミルクをあげてみましょう。
最初は泣いている赤ちゃんも途中でおっぱいを諦めて、ミルクを飲んでくれることがあるようです。
ミルクの種類を変えてみる
粉ミルクはメーカーによって味や濃さが違います。
粉ミルクは全部同じ味じゃないの?と思っていませんか?
実は粉ミルクは、各メーカーによって味やにおいが違います。
また、味が薄かったり濃かったりもするので、赤ちゃんの好みの味と合わないと嫌がる場合があるようです。
粉ミルクはコストがかかるので大きなパッケージで買いたくなりますよね。
ただ、赤ちゃんにも好きな味、嫌いな味があります。
大容量のミルクを買っても、結局飲んでくれなくて無駄にしてしまうより、最初は個包装されているものを使うのが便利でいいですよ。
全然飲んでくれないうちは、100ml作っても無駄になってしまってもったいないです。
少量ずつ作れるキューブ1個(20ml)で作る方がいいかもしれません。
赤ちゃんがミルクをごくごく飲めるなら問題ありません。
嫌がって飲まないときは、ミルクの種類を変えて再挑戦してみると、お気に入りの味がみつかるかもしれませんよ。
哺乳瓶を嫌がるのは克服すべき?気をつけたいときの症状3つ
赤ちゃんの体調が悪くて哺乳瓶を嫌がるのかな…。
赤ちゃんが哺乳瓶を嫌がるとき、元気がないなど気をつけたい3つの症状があります。
赤ちゃんが哺乳瓶を嫌がってミルクを飲んでくれなくても、無理に克服させることはありません。
哺乳瓶を嫌がることは基本的には心配ないのですが、赤ちゃんの様子に気になるところがあれば、早めにかかりつけの小児科医に相談しましょう。
赤ちゃんが哺乳瓶を嫌がるときの3つの症状について、それぞれ詳しく紹介します。
赤ちゃんの元気がなく体調が悪い
哺乳瓶を拒否しているだけでなく、体調が悪い場合は注意が必要です。
「発熱している」などの症状が見られる場合は、早めにかかりつけの小児科に相談するのがおすすめです。
赤ちゃんの体調が悪いのが原因で、哺乳瓶を嫌がっている可能性もあります。
早めにかかりつけの小児科に相談してみましょう。
赤ちゃんの体重が増えない
赤ちゃんの体重があまり増えていないときは、哺乳瓶を克服させてミルクを飲ませましょう。
哺乳瓶を嫌がっても、母乳+ミルクの混合で母乳が十分飲めていて、離乳食もしっかりと食べてミルク以外で栄養がちゃんととれている場合は心配いりません。
ちゃんと体重が増えているのなら、無理に哺乳瓶で飲ませる必要はありません。
栄養が足りていない上に、何かの理由で哺乳瓶を嫌がり続けていると、赤ちゃんの体重は増えていきません。
体重が増えているかどうか心配なときは、母子手帳にある「発育曲線」をチェックしてみましょう。
普段から体重を測り、書き込んでおくといいかもしれませんね。
哺乳瓶を嫌がることが多く、体重があまり増えていないときは、哺乳瓶を克服させてミルクを飲ませましょう。
飲んだミルクを繰り返し吐く
哺乳瓶を嫌がるときの理由が、ミルクアレルギーの可能性もあります。
飲んだミルクをすぐに吐いてしまうときは、ミルクアレルギーの可能性もあります。
症状が重い場合、意識障害をひき起こすこともあります。
アレルギー用のミルクも販売されているのですが、自己判断で飲ませるのは危険なので、まずは小児科の先生に相談してみましょう。
まとめ
- 哺乳瓶を嫌がるときの理由として、「ミルクの温度が熱い・冷たい」など4つの理由がある
- 哺乳瓶でミルクを飲むのを嫌がるときに、ミルクの温度を変えてみるなど4つの対処法がある
- 哺乳瓶を嫌がるときに、元気がないなど気をつけなければならない3つの症状がある
生後2か月ころの赤ちゃんが、哺乳瓶を嫌がる理由と対処法についてご紹介しました。
生後2か月ころの赤ちゃんに、急に哺乳瓶を嫌がられるとびっくりしてしまいますが、赤ちゃんなりに何か理由があるのです。
ママが不安な顔をしたり、哺乳瓶を嫌がるのを克服させようとしたりすると、赤ちゃんは哺乳瓶に対して苦手意識をもってしまいます。
心にゆとりを持ってのんびりとした姿勢で向き合い、赤ちゃんの無理のないペースで試していきましょう。
生後2か月ころの赤ちゃんに合ったいろいろな対処法を試して、最適な方法を見つけてあげましょう♪
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